マテリアルリサイクル
当社をはじめ、皮革産業で利用される動物の皮の多くは家畜の皮です。
牛は主に食肉や乳製品の原料を得るために飼育されており、その牛の目的が果たされた際に産出される副産物です。革の材料を得ることだけを目的としたものではありません。
皮革産業は、肉や牛乳を生産する家畜がある限りは持続可能な、循環型の事業です。
特化した排水処理
一枚の皮を鞣す(皮を革へと変化させる)のに、必要な水量は3tと言われており、毎日多くの工場が排水を大量に出します。皮革産業が出す排水は、その工程上、処理にかかる負荷がとても大きくなってしまいます。
しかし兵庫県たつの市では、市の協力もあり皮革産業に特化した排水前処理場が設けられてります。前処理場は、最終処理場へ水が送られる前になるべく綺麗にして負荷を軽減する役割を担っています。
たつの市の皮革産業はこうして安全な水へと取り組んでいます。